Sup 4chan

Cracky(クラッキー)の伝説

歴史を記録するために

Cracky Comic

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~ことの発端

~再登場

~何が魅力なのだろうか?

~Olivia(オリビア)へのメッセージ

~コメント

ことの発端

2005年1月、口紅を自分の鼻の頭と目の下につけ、「Sup 4CHAN」と手に黒いマジックで書いた少女の写真が、4chanの/b/画像掲示板に貼られた。気の効いた誰かが彼女を「Cracky chan(クラッキー・チャン)」と命名したのは、彼女がクラック(麻薬の一種)を鼻から吸い込んだかのようなに鼻を赤くしていたからだった。これが、混 乱と妄想の始まりだった。彼女の写真が際限なく繰り返し貼られ、人々はもっと多くの写真を掲示するよう要求し、「Cracky」の再登場をせがんだ。妄想 が生まれ、Crackyマニアが/b/を完全に席巻してしまった。「Cracky」は/b/での不適切語の1つとしてワードフィルタがかけられた。ストー カーまがいの行為が始まったが、それは誰が彼女についての情報・写真を一番先に入手できるかを確認する競争であった。ついに、コミュニティ重視の大規模ブ ログサイトLivejounal(ライブジャーナル)にCrackyの「Scarecrowmaiden(スケアクロウメイドン:かかし娘)」というブロ グがあるのが発見され、そこに掲載されている数々の画像が、/b/に貼られたが、それは気違いじみた様相を呈したものだった。画像のほとんどが不穏で陰鬱 なものだった。たとえば「7日間」と題したシリーズには、自分の経血を顔に塗ったCrackyの写真がある。またそこには、イングランド、オックスフォー ドのCrackyの居所や生年月日も載っている。/b/の管理者Snacks(スナックス)は以前からIPは英国だと説明していたが、 Livejounalはこれを100%裏付けるものだった。夏の間に事態は加熱していった。管理人のスナックスは、/b/のあちこちにCrackyが登場 するのに辟易し、非公式ルールとしてCrackyの画像を貼ることも話題を載せることもできないとした。Crackyに関するコンテンツはどんなものであ れ禁止された。彼あてにCrackyが一度メールをよこし、このヒステリー(hyste)騒ぎを鎮静化するよう頼んだことが明らかになった。

WT

4chan/b/脱出

この強引な反Cracky措置によって、Crackyのファンは、Cracky専用掲示板が作られるまでの間、420chanの/b/への投稿を余議なく させられた。(Cracky専用掲示板)/Cracky/は、さまざまな事がまったく新しいレベルで受け入れられるサイトだった。この掲示板では、見事と 言えるほどのストーカー行為や情報収集だけでなく、Crackyの精神状態についてもその健康状態が推測され専門家による分析が行われた。あらゆる年齢、 経歴をもつ人々がこの問題児の少女の真実を知ろうという大規模な取り組みに参加し投稿した。

再浮上

2006年の初頭に、Crackyは掲示板420chanの掲示板/cracky/の存在に気付いた。彼女は「you know who I am(私が誰か分かるわね)」と書き込み、掲示板に困惑しており、そっとしておいて欲しいと発言した。その結果、スレッドはその発言に対する反響で溢れ、 大混乱となった。ついには、釣りではなくCracky本人だという証拠として「編み込みヘア」の写真が掲載された。多少の議論や中心的なストーカー数人と のAIMによるチャットが行われた後、Crackyの求めによって/cracky/は閉鎖された。

420chan Post

Crackypedia(クラッキーペディア)

420chanに/Cracky/が開設されていた頃、「Crackypedia(クラッキーペディア)」というサイトがアップされた。このサイトには Crackyの多数のオリジナル画像をはじめ、Crackyそっくりさんやファンが描いた画像などが掲載されていたが、このサイトも最終的に削除された。

掲示板/Cracky/とBouncemeというドメイン

/cracky/とクラッキーペディアがダメになると、次に何をしようかと誰もが途方に暮れた。Crackyは戻ってきて、掲示板のメッセージやAIMに よるチャットを通じていくつかの事を明らかにしたが、その後彼女はまた去った。これで事態は収束したのだろうか。これで終わったのだろうか。いや、終わる はずがないのは明らかである。しばらくして、Cracky.bouncemeというドメインが出現した。これは、Crackyの画像を載せる掲示板で、ク ラッキーペディアを模したページも掲載されていた。このドメインには、ストーカー行為禁止ルールが設けられていた が、時が経つにつれその強制力は失われていった。この時期、Crackyの本名はLianne(リアンヌ)、愛称Lia(リア)だと信じられていた。 Cracky.bouncemeは、.bouncemeドメインやダウンタイムの問題を多く抱えていた。このドメインは、最終的には、サーバーのIPよる アクセスしかできなくなるのではないだろうか。現在は、Bouncemeの代わりに「.71」というドメイン名になっている。

再登場

2007年夏、あるストーカーがCrackyの再度帰還につながる重大な事実を発見した。彼は彼女に関する大量の情報を見つけ、複数の媒体を通じ彼女との 接触を試みたのだった。彼女とこのストーカーは、AIMを使って会話を行い、ついには、Cracky自身が「Lia(リア)」というハンドルネームで Bouncemeに書き込みをした

Cracky Bounceme Return

Cracky再登場時代以降

その後2,3の書き込み、有名な「プラチナ・ブロンド」の画像、そして、2度目となるあまりにも酷すぎるAIMチャットを残し、クラッキーはもう一度立ち 去った。この時改めて判明したこともいくつかあった。たとえば、Crackyはゲーム「World of Warcraft」に熱中しており、新しいボーイフレンドがいるなどといった事実である。衛星画像地図がいくつかが貼られ、彼女の居所と思われるさまざま な場所に関する手掛かりや意見交換なされた。そして再度、誰もがこれからどこに行こうかと考えた。ちょうど420chanの時と同様に、多くの人々はこの 事態から抜け出し自分の思う道を進むことになった。戻ってくる者もある一方、距離を置く者もいた。

現状、.71

現在、ドメインBouncemeは.71と呼ばれ、主に詩、情熱の誇大表現、画像操作、漠然たる不安、悩みの愚痴、掲示板荒らし、(最後まで読むのが面倒 になるような)駄文、そして雑多なクラッキーに関する議論などのためのサイトになり下がっている。中にはCrackyを彼女の本名のOliviaから切り 離すことに成功し、強迫観念から抜け出すことができた者たちもいる。その一方で、いまだに終わりなきサイクル.Update (時代遅れで、完結しない宙ぶらりん)のドメインに囚われている人たちもいる。.71もchanslutsも最近は壊滅状態である。なお、 Wish.Kamistikは、依然としてCracky議論が続けられているサイトである。

lol Cracky

Crackyhouse(クラッキーハウス)

Crackyhouseは当初自由と表現に満ちた代替サイトとして登場したが、徐々にくだらないサイトになり果ててしまっていた。だが、このCrackyhouseが、新たなレイアウトと軽く親しみやすいイメージで改めて立ち上げられた。

何が魅力なのだろうか?

「Cracky は本当にキュートでスイート。」Crackyが/b/に書き込みをしていたのは、より過激なCamwhore-ism(コムホアー・イズム)の人気が本当 に出始める前のことだった。多くの人が彼女に心を奪われた。キュートなうえ、その後明らかになった彼女自身のブラックアート(黒魔術)的側面、自傷行為、 風変わりな趣味によって、/b/を訪れる孤独で恵まれない人々にとって、彼女は手っ取り早い興味の対象となった。Crackyのような女の子でもこれらの 問題を抱えていて、掲示板やチャットを読んでいるのだと知ることは慰めだった。控え目であることを糾弾するなど、Cracky は一種のタブーでもあった。彼女は禁断であったが、そのことが人々を一層魅了したのだ。このことは、/b/がどんな力を持ち、この野獣の真の本性がどんな ものかを誰も本当に気づかぬ間に起ったことである。そのうえ、魅力の感じ方は各人によって異なる。各自の心の悩み、孤独感、抑うつ状態、そして希望の象徴 として「Cracky」のキャラクターを使うことは容易である。Crackyはカタルシス(精神の浄化作用)なのだ。

追加コメント

Crackyの物語では、初期において、もうひとつのコミュニティがSlashdot Trolltalkにあった。最終的にはここは荒れた書きこみが氾濫し忘れ去られた。Iichanは、Crackyに関する議論の場であり、長い間彼女の 初期の全画像が見られるCrackyコラージュの発祥地として存在していた。Wish.Kamistikは、短命のCracky掲示板で、一時、 Cracky.bouncemeと共存していた。chan-chanにあった Crackyコミュニティは、最終的に、現在のChansluts サイトのCracky掲示板へと発展を遂げた。Crackyは、最初のAIMによるチャットで、彼女が自分の唇、腹、胸、脚、腕を傷つけてきたことを明か した。彼女の画像には、こうした傷の多くが写っている。彼女には摂食障害、胃障害、睡眠障害もあり、うつ病にも苦しんでいた。

Olivia (オリビア)へのメッセージ

すべてを終わりにする一番簡単な方法は、溢れる感情を満足させてあげること。イメージを開放し、人々に向けブログを書き、あなたのプロフィルを公開し、ビ デオを制作して、そして、あらゆる人にあなたの声を聞かせる。これをすべてやること。あなたの本当の姿を皆に見せよう。そうすれば、幻想に苦しむ彼らは、 その幻想を乗り越えることができる。手の込んだ企みや謎は葬り、媚なんてたたき壊そう。これが、あなたの幻想に取り付かれた者たちとあなた自身のどちらに とっても、最善のシナリオなのだ。このことをよく考えてみて欲しい。

あんなことはすべて忘れること。

ただ幸せになること。: )

私たちはこのページをあなたのために作りました。

DEAR-OLIVIA

Dear-Olivia



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Nosebleed

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